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「絆・ベルリン」

東北大地震被災地へのドイツからのボランティア「報告」

3月11日の巨大地震と大津波による被害に加えて福島原発の冷却装置が作動しなくなり、日本だけではなく世界の人々の注目を集めるに至りました。炉心溶融が起こり、放射能が漏れ始めると外国人はいち早く国外に避難し始めたが、特に1986年のチェルノビルの大災害を経験し、原発反対運動が強く、放射能に敏感なドイツ人の素早い対応は際立っていました。ドイツ人以外にも多くの外国人、それには留学生も含まれるが、日本を去っています。

ここ数年日本の若者の「内向き志向」が強く指摘されています。昨年12月の文科省発表によると、ここ4年間で日本からの留学生の数は20%以上も減っています。日本人高校生の留学数もここ数年大きく減っています。若者の異文化体験への忌避感、つまり「内向き志向」が 根底にあるようです。

これらの内外の状況を鑑みるに国際社会における日本の孤立化は将来に向けて非常に心配すべき傾向です。そこで私たちはこれらの傾向を少しでも食い止めるために東日本大地震の被災地におけるドイツ人のボランティア活動を推進するグループを組織しました。

8月に「絆・ベルリン」というNPO法人を創立した後、個人の皆さん,企業の方からたくさんの寄付金を頂きました。その浄財を私たちは渡航費並びに滞在費に使わせて頂きました。9月14日から30日の間に16人の仲間が東北の遠野市、陸前高田市、釜石市、大船渡市で2週間のボランティア活動を行いました。その報告を日本語及びドイツ語では発表しましたので,お読み頂ければ幸いです。「報告」

2012年にもボランティア活動を続けます。まず4月初めに1週間から10日間ほど岩手県に行き、必要とされる活動をします。加えてドイツからの寄付金で陸前高田市に建てられる予定のサポートセンターの工事の手伝いをします。夏には被災地からの高校生をドイツに招待する計画を立てています。さらに9月には日独若者フォーラムに若いメンバーを派遣する計画もあります。